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2013年5月15日 (水)

「七里ヶ浜哀歌」の話。

そこから見える江ノ島と富士山の美しい姿で有名な稲村ヶ崎公園の一角に海に向かって手を上げる銅像が建っています。

Photo

この銅像は現実にあった悲しいできごとのモニュメントとして建てられました。

『みぞれまじりの氷雨が降りしきる七里ヶ浜の沖合いでボート箱根号に乗った逗子開成中学校の生徒12人が遭難、転覆したのは1910年、1月23日の昼下がり。友は友をかばい合い。兄は弟をその小脇にしっかりと抱きかかえられたままの姿で収容された。死に臨んでも友を愛し同胞をいつくしむ、生きとし生きるものの理想の姿として、深い感銘を与えました。』

このできごとの追悼法会の際に、鎌倉女学院の生徒らにより、鎮魂歌として歌われたのが「七里ヶ浜哀歌(真白き富士の嶺)」です。

「七里ヶ浜哀歌(真白き富士の嶺)」

真白き富士の嶺 緑の江ノ島

仰ぎ見るも 今は涙

帰らぬ十二の雄々しき魂(みたま)に

捧げまつる 胸と心

ボートは沈みぬ 千尋の海原

風も浪も 小さき腕に

力もつきはて呼ぶ名は父母

恨みは深し 七里ヶ浜

(3番以降略)

波もなく穏やかな海の先に緑の江ノ島が見える静かな風景ですが、そんな物語を聞いてから、海を見ると、また違った風景に見えてきます。

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