鎌倉十橋~乱橋(みだればし)
不動産屋っぽい話になりますが、材木座の土地の登記簿謄本を見ると、古い地名が字乱橋材木座となっています。元禄時代に材木座村が、乱橋村と材木座村にわかれたそうです。この地名にでてくるのが、鎌倉十橋のひとつ乱橋です。
言い伝えによると、新田義貞が鎌倉に攻め入ったときに、北条軍がこの橋の付近より乱れ始めたから、この橋の名がついたそうですが、現在では、道路の脇に橋標と向かい側に鎌倉青年団の石碑を残すのみ。そういう目で見てはじめて、橋だと気づくくらいに目立たない存在になってしまっています。
残念ながら、当時の様子をうかがい知ることはなかなか難しい感じです。
最近までずっと字乱橋材木座をアザランバシザイモクザと思っていたので、ランバシってなんだろう思っていました。せっかくの由緒ある橋の名前ですから、これから先、もっと注目されたらいいのになあと思います
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